dL8 Distribution Amplifier Dual-Link DVI分配・増幅器
Dual-Link DVI 信号を8系統同時出力、Datapath x4を8台接続し、最大32スクリーンの大規模高解像度ディスプレイウォールを構築可
1Uラックマウント | |
8系統分配出力 | Dual-Link DVI |
8台のDatapath x4と連動 最大32スクリーン対応 |
※こちらの商品は販売中止となりました。
Datapath dL8は、超高解像度Dual-Link DVI ビデオ信号を8系統同時出力できる分配・増幅器です。大きな空間で、自由なディスプレイ・アレンジメントが求められるビデオウォールに対応する分配・増幅器であり、スタンドアローンのウォールコントローラであるDatapath x4を8台接続して使用した場合、最大32スクリーンの大規模、高解像度、フレキシブルなディスプレイウォールを構築することができます。
最大330MHz ピクセルクロックでQuad-HD (3480 x 2160)と同等の1系統のDual-Link DVIグラフィック出力を入力し、独立した8個のコネクタを経由して分配出力できます。dL8は接続されるディスプレイのEDIDやDVI入出力信号の調整をプログラマブルに設定できます。
また、この分配器はアクティブ・イコライゼーションとre-clockingハードウェアを内蔵しているため、フル解像度Dual-Link 信号の最大20m長の伝送を可能にし、メディアサーバとビデオウォールの設置場所の制限を取り除き、ウォールの柔軟な設置を行うことができます。
フレキシビリティ&クリエイティビティ
dL8は単なる分配器にとどまらず、x4 スタンドアローン・ウォールコントローラと共に接続・運用することにより、柔軟でクリエイティブなディスプレイウォールを構築することができます。dL8のDual-Link DVI 8系統の出力それぞれに8台のDatapath x4 を接続することにより、デジタルサイネージやビデオウォールのこれまでにないクリエイティブな表示ソリューションを構築できます。接続されるそれぞれのx4 ユニットはdL8から出力される1系統のDual-Link DVI を入力し、その中から任意のエリアを切出し、同時に拡大、回転、画像間のオーバーラップやフレームレートの変換を加え、標準のDVI (Single link)/ HDMI信号を4台のモニタ/スクリーンに表示出力できます(x4 は4台それぞれの出力毎に、エリア切出し等の設定を個別に行うことができます)。
このソリューションにより、最大32スクリーンのビデオウォールを洗練されたディスプレイウォール・アレンジメント、例えば縦型表示や横型表示のミックスで、広い空間のプレゼンテーションを満足する解像度で構築することが可能になります。dL8 の8系統の出力は入力ソースに完全にロックされており32スクリーン出力もまたフレームロックされるため、表示されるコンテンツは同期が取れた最適な表示を得ることができます。
解像度
dL8とx4の組合せは、簡単なインスタレーション、メンテナンスそして高解像度のコンテンツ・ビジュアライゼーションを実現するソリューションです。通常、高解像度のDVI 信号はDVI ケーブルとコネクタ本来の信号損失のため5mを超えるケーブルでの伝送は補償されておりません。
dL8は、グラフィックソースに対し完全プログラマブルなEDID を持ち解像度とフレームレートのコントロールが可能であり、さらにアクティブ・イコライゼーションとre-clockingハードウェアを内蔵しているため、フル解像度のDual-Link 信号を最大20mまで延ばすことができます。その結果コンテンツ送出システムと表示装置側(ビデオウォール)の設置条件の自由度を得ることができます。
高品質の信号処理(re-clocking)により、低価格の入力ケーブルの使用により生ずるタイミングの歪みがdL8によって補償され、さらに出力信号の品質を上げることができます。
アプリケーション
1台のDatapath dL8と8台のDatapath x4を併用した32スクリーンのディスプレーウォール構築例です。
8台のx4にはdL8からフル解像度のDual-Link DVIが分配供給されています。それぞれのx4は入力DVI イメージの中から任意エリアを切出し、回転を加えた縦型表示、そのままの横型表示や、画像間のオーバラップを加えて個々に4台のスクリーンに同時出力します。その処理を8台のx4がそれぞれ行いウォール全体を形成します。
Datapath x4 ウォールコントローラ: 任意イメージエリアの選択と拡大、イメージの回転(縦・横型表示)、画像間のオーバラッピング、入出力間のフレームレート変換を行い4台のモニタに出力表示(出力モニタ毎に独自の設定可能) |
Datapath dL8:SingleもしくはDual-Linkにサポートされるすべての解像度とフレームレートのDVI信号のサポート |
Datapath dL8:いろんな種類の入力DVIソース信号のプログラマブルな調整と増幅・分配 |
1台のDatapath dL8に8台のDatapath x4を接続し最大32スクリーンのディスプレイウォールを構築 |
dL8の8系統の分配出力に8台のDatapath x4を接続した場合、最大32スクリーンの超高解像度ディスプレイウォールが構築可 |
様々な種類の入力DVIソース信号のプログラマブルな調整と増幅・分配 |
SingleもしくはDual-Linkにサポートされるすべての解像度とフレームレートのDVI信号のサポート |
最大330MHz ピクセルクロックでQuad-HD (3480 x 2160)と同等かそれ以上のDual-Link DVIグラフィック出力を入力し、独立した8個のコネクタを経由して分配出力できる |
洗練されたEDIDマネジメント |
最大20mまでの入力ケーブルのサポートによる設置場所の制限の緩和 |
サイズ | 438mm x 172mm x 40mm (W x L x H) 19″ラックマウント (1U) |
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入力 | DVI-D (Dual-Link) ホストPCから設定のためのUSB (Type B) 電源ケーブル取入口:IEC mains power inlet |
出力 | 8個のDVI-D (Dual-Link) |
フロントパネル制御 | EDIDサンプリングのプッシュボタン 3個のLEDインディケータ (Power/ Input/ Status)、 および設定中のUSB通信確認とEDIDボタンを押している際の インディケータの点滅 |
USB接続 | Datapath dL8制御アプリケーションを使い 入力EDIDパラメータや入出力DVI信号の検出・調整の プログラミングを行うUSB 2.0のサポート |
サポートされるOS | (制御アプリケーションは外部PCにインストール): Windows® XP, Windows® Server 2003, Windows® Vista, Windows® Server 2008, Windows® 7 |
入力 | 最大20mの入力ケーブル長をサポートする TMDS re-clocking イコライザーの内蔵 プログラマブルEDID (任意のモード指定) 入力するDVI信号のアスペクト比とフレームレートに制限はなし Dual-Link 330MHz仕様の規定通りに受信 入力のHDCPは非互換 |
出力 | 標準DVI receiver¹ へ出力する際のケーブル長は最大5m まで |
電源仕様 | ユニバーサル電源(100-240V) 最大25W |
温度条件 | 動作温度条件: 0~35 °C , 冷却ファン内蔵 保管温度条件: -20~70 °C |
相対湿度 | 5%~90% 結露のないこと |
保障期間 | 国内1年間 (但し、過失による故障は除外されます) |
¹出力ケーブル長は、レシーバがイコライゼーションを内蔵している場合、延長が可能。Datapath x4をドライブする場合20mまで延長可能
最新テクノロジーによる製品開発を継続しているため、仕様は予告なく変更されます。
モデルコード | 同梱内容 |
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Datapath dL8 | Datapath dL8 Dual-Link DVI分配・増幅器 付属品: USBケーブルType A to B x1、電源ケーブル x1、インストール用CD |
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